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スパイク・リー『クロッカーズ』

マーティン・スコセッシ製作。スパイク・リー監督・脚本。

クロッカーズ (ユニバーサル・セレクション第2弾) 【初回生産限定】 [DVD]

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映画を観ていて、その内容が面白い/面白くない、というのとは全く異なる次元で、印象的な1シーンというのが稀にあります。この作品でもそれがありました。終盤、ストライク(主人公)が電車の窓からただ風景を見ているシーン。

多分、そういう印象的なシーンに共通しているのは、そのシーンに至るまでの映画のストーリーから類推的に読み取れるあれやこれや以外のことも想像させるような何かがある、ということで、言い換えれば、映されていない場面に想いを巡らせることを許している、あるいは、観る側が干渉する余地がある/余白が残されている、という感じがします。

映画の内容自体も楽しめたんですが、なんとなくその1シーンだけで別の作品としても楽しめた、という、まぁそんな感想。