スカイダイビング体験記

なんだかとても空を飛んでみたい気分だったので、東京オフィスの有志を引き連れてスカイダイビングをしてきました。

訪れたのは、東京から最も近いダイビングスポットというふれこみの、スカイダイブ藤岡。栃木と埼玉の県境にある渡良瀬遊水地の近く。実際、渋谷から車で2時間かからなかったです。


渋谷でレンタカーを借りて名ドライバーとして名高い id:maoe の運転で出発。結局、今回は1度もエンストしませんでしたね。えらいえらい。

ダイビングスポットは初めての人にはわかりにくい場所にあるため、近くの公園の駐車場で迎えの車が来るのを待つ。


周りは畑だらけ。


迎えの車に先導され、悪路に揺られながら少し行くと、開けた場所に到着。ここで簡単な講習 DVD を見て、簡単な実技をして、申込書に押印して提出して、27,000円を払えば受付完了。


憶えたのは、

  1. 飛ぶ時は肩を持ってエビ反り
  2. 飛んでバランスがとれたら、インストラクターの方が肩を叩くので、そうしたら腕を開く。その方がダイビングっぽいから
  3. 着地時はインストラクターの方が先に着地するので、足を上げてる

の3つだけ。意外と少ない。

ただ、その後が長かった。日曜で、天候もあまりよくなかったことに加え、到着が遅かったため最後の方のグループになり、結局それから2時間以上待つことに。蒸し暑くてきつかった。


他の人たちがぱらぱらと飛んで行くのを横目にひたすら待ってようやく着替えタイムに。ジャンプスーツとハーネスを装着。これで背中のインストラクターと結ばれます。着込むとかなり暑い。


ゴーグルと手袋も装着して、いよいよヘリコプターのもとへ。ヘリを待ってる間、インストラクターのお兄さんがやたらと不安がらせようとしてくるのに耐える。


ヘリコプターはなぜか演出感満載の登場。


そして、必要以上にドラマチックな離陸。


上空の写真は残念ながらないのですが、感想を書くと、

  • ヘリの中はけっこう狭い。最大6人。今は夏で暑いのでヘリのドアは外したままなのがけっこう怖い
  • 上空はかなり涼しい
  • 雲がかなり低い位置にあったため、太陽の下から一面の雲に向かって飛び出す感じになった
  • 先に実際に飛ぶ人を間近で見ると怖さ倍増。軽くなる分ヘリが揺れるのがさらに恐怖感を煽る
  • でも、怖がってる余裕なく、インストラクターがさっさと飛ぶ準備すすめるので、されるがままにしているとあっさり飛び出す
  • 最初の数秒間はわけわからん。回転して何がどうなってるかわからないまま浮遊感だけ感じる
  • バランスがとれはじめると、やっと状況がわかってきて、めちゃくちゃテンションが上がって叫びだす
  • パラシュートが無事開くと後はけっこう余裕。ちょっとなら操縦させてくれたり
    • でも、かなり酔って帰りは気分が悪かった
  • 後で Google Maps 見返すとけっこうリアルに思い出す


着地の様子。装置を外してすぐ証明書を渡される。ヘリに乗ってから着地までは大体15分くらい。



さて、無事地表に到着し、高揚感と酔いの気持ち悪さを抱えたまま、さっきまで命を預けていたお兄さん方にあっさり別れを告げる。

帰りは宇都宮で餃子を食べ、汗だらけになった体を湯で清めて帰路につきました。特に渋滞などに巻き込まれることはなくスムーズに帰宅。